STORY

01 INTRODUCTION

02 SUMMARY

夢と現実
スピカ寮を担当することになったあなたは、『リュンクス』のメンバーと知り合う。夢に向かって一直線な遠野涼太と相馬結翔、態度の悪い一条橘、苦労している様子の九々生紅二郎。生徒達と知り合っていく中で、あなたはセプター候補生たちの夢と現実を知る。
過去の傷
『星の塔』に生息する『ジャマー』との戦いは避けられない。戦える適合者の数は極めて少なく、たとえ命を危険にさらす任務であっても星鳴学園の制度から逃れることはできない。セプターが抱える光と闇が、生徒たちの葛藤を浮き立たせていく。
共に挑む者として……
葛藤を抱えたまま、塔災任務をいびつな形でこなしていく『リュンクス』問題はやがて表面化し、あなたのもとに一報が届く。そして、星鳴学園の最強チームを決める大会『星鳴戦』へと物語は続く――。

03 KEYWORD

セプター
流星定理を用いて『星の塔』排除の任に就く者。流星定理の影響圏内において、常人とは比較にならない大きな力、さらには常識を覆す特異な力を発揮する。セプターの精神性を反映した武器『流星器』を具現化させることで『星の塔』内に出現するジャマーと戦う。特性の異なる4つのポジションに分類され、通常は各ポジションから1人ずつ、計4人でチームを組む。
星の塔
7つの流れ星によって出現(発塔)した7つの『メインタワー』、その影響を受け落下するとされる『星の種』から出現する『フラグメントタワー』、人為的に生成される『訓練塔』も含めた、異常出現する塔の総称。周囲一帯および内部は『流星定理』と呼ばれる異法則の影響下に置かれ、結晶化等、通常の物理法則から外れた様々な現象が起きる。
流星定理
『星の塔』の動力源『星の種』に起因する異法則。影響圏内に限り、通常の物理法則から外れ、あらゆる保存則を無視して質量やエネルギーを発生・消失させることから、一部では『魔法的』と言われている。流星定理の解明は人類にとって極めて有意義であるとされ、全世界のセプテムがその任に当たっているが、未だ解明どころか全容の把握にすら至っていない。セプターは『星の塔』に対抗するため、この定理を利用して『流星器』を具現化している。
適合者
流星定理への適合力が高く、『星の塔』でも結晶化等の影響を受けない者。ただ、適合者であっても流星器を具現化出来ない者、公的な塔破任務に当たっていない・当たることの出来ない者は『セプター』とは呼ばれない。日本国民は、中学3年生の8月に、セプターとしての適性検査を受けることが義務づけられている。
星鳴学園
東京湾に浮かぶ総面積15平方キロメートル、外周約25キロメートルの星形人工島『星鳴島(ほしなりじま)』に設置された、日本唯一のセプター教育機関。『セプター』になり得る貴重な人材を全国から集めており、適性が認められた『適合者』は、強制的に星鳴学園入学が決定される。3学年、全寮制。教育機関の域に留まらない、セプターの育成から出動までを総合的に行う組織として構築されており、島には様々な施設が存在している。
共鳴者
世界でも6人しか確認されていない『他者のセプター能力を向上させる能力』を持つ、特殊な適合者。日本で初めて発見された第6の『共鳴者』(あなた)は、世界初となる試みとして教師となり学園に赴任することとなった。
ジャマー
星の塔の中のみに出現する、正体不明の敵。『星の種』を守っており塔に侵入したセプターに対して攻撃行動をとる。ジャマーに攻撃されると結晶化と呼ばれる状態になり、結晶が砕かれてしまうと死亡してしまう。
スピカ寮
あなたが受けもつ生徒達が衣食住を共にする寮。
塔破任務
世情を騒がすフラグメントタワーを消滅させるセプターの本分。セプター候補生の学園生徒達も任務を担う。
4種のポジション
『セプター』は特性の異なる4つのポジションに分類される。